食べログ JAPAN RESTAURANT AWARD 2016

This restaurant is selected as Tabelog JAPAN RESTAURANT AWARD 2016 by user votes over all restaurants in Japan.

Japan Restaurant Award 2016 メインビジュアル

食べログ Japan Restaurant Award 2016 授賞式典 レポート

去る2016年1月27日(水)、東京都内にて「食べログ JAPAN RESTAURANT AWARD 2016」の授賞式が執り行われました。

「食べログ JAPAN RESTAURANT AWARD」は、2007年より始まった「食べログ ベストレストラン」をベースに、今年大幅なリニューアルを行ったものです。従来の「食べログ ベストレストラン」では、食べログ上でもっとも評価の高かったお店を都道府県別に選出していましたが、「食べログ JAPAN RESTAURANT AWARD 2016」では、2015年6月~10月の食べログ評価をもとに、受賞対象として470店をノミネート。この中から、ユーザーの皆さんに投票してもらうことで、「今、日本でもっとも美味しい50店」を選ぶというコンセプトになっています。

開場、開会模様

開場、開会模様

開場、開会模様

会場、そして開会

この日、会場となったホテルニューオータニの宴会場には、全国各地から200名を超える名店の代表として、料理人やオーナーの方々が集まりました。集まっていただいたのは、受賞対象としてノミネートされた全国トップの470店舗の皆様方。いわば、日本の食の世界のトップアスリート達が、ここまで一同に会する機会はそうそうないでしょう。さすがは普段から接客業でならしている一流の皆さん、ウェルカムドリンクとして振る舞われたシャンパンを片手に、ロビーではすでにさまざまなお話が各所で交わされており、早くも交流の輪が広がっていました。

そして、いよいよ表彰式。先ほどの和やかな雰囲気とは一転して、会場には若干の緊張感が漂います。まずは、食べログの創設者である、カカクコム取締役の村上敦浩よりご挨拶。村上からは、今回リニューアルされた「食べログ JAPAN RESTAURANT AWARD 2016」の主旨説明が行われるとともに、「このイベントが、普段食べログを通じて美味しいお店を見つけ訪れているユーザーの皆さんに代わって、そんな美味しい料理を提供いただけていることへの感謝を表現したものであるとともに、こうしたイベントを通じて、日本の素晴らしいレストランを世界に発信していきたい」という意気込みが語られました。

特別プレゼンター登場

続いて、この日の特別プレゼンターとして登場したのは、俳優の山本耕史さんと、女優の夏菜さん。まさに今「時の人」として話題沸騰中の山本さんの登場には、会場から驚きの声があがりました。そんな声を受けてか、司会者からも「山本さんが大切な方と行かれるレストランは、どのように決めていますか?」といった質問も。これに対して山本さんは、「結婚してからのほうが、いろいろなお店に行くことが増えて、お店選びもかなり慎重に選ぶようになりました。なので、最近は以前よりも食べログをよく使ってます」とお答えいただきました。最近はプレミアム会員にもなっていただいているそうです。誠にありがとうございます! 

いっぽうの夏菜さんは、ご自身でも「食べログマスター」と称するほどの食べログのヘビーユーザー。食べログの「行った・行きたい」に登録しているお店は現在393軒もあり、ヒマさえあればずっと食べログを見ているというほど、食べログにハマっているそうです。お店選びで重視するのは、「クチコミはもちろんのこと、お店の内観や外観の写真も雰囲気選びには重要」とのこと。また、クチコミの中でも「もう一度行きたくなるお店」「奥行きのあるお店」というキーワードを重視しているということで、さすがは「食べログマスター」の夏菜さんらしい、こだわりの活用方法をご紹介いただきました。

特別プレゼンター

特別プレゼンター

特別プレゼンター

全国TOP50、部門別TOP1、そして全国TOP10の発表

全国TOP50、部門別TOP1、そして全国TOP10の発表・授賞式

全国TOP50、部門別TOP1、そして全国TOP10の発表・授賞式

全国TOP50、部門別TOP1、そして全国TOP10の発表・授賞式

全国TOP50、部門別TOP1、そして全国TOP10の発表・授賞式

そして、いよいよ待ちに待ったTOP50の発表に移ります。まずは、50位から11位までのお店の名前が、順番にスライドに表示されると共に読み上げられていきます。自分のお店がいつ読み上げられるのか、緊張の面持ちの料理人やオーナーの方々を見ていると、皆さんのこのアワードに対する思いが伝わってくるようです。11位までの店舗が発表された後、そのお店の顔ぶれを見て感想を求められた山本さんは、「何店か知っているお店や行ったことのあるお店もありましたが、写真から出てくるオーラで雰囲気がわかるのがすごい。どこも行ってみたいお店ばかりで、今日はリストをもらって帰ります」とコメント。夏菜さんは、「全然知らないお店ばかり。やはり写真から素敵なお店の雰囲気が伝わってきますね」と語ってくれました。

その後、TOP10の発表に移る前に、各部門ごとのTOP1・計18店舗が

発表されました。その中から、この日会場にお越しいただいた、イタリアン部門TOP1の神奈川県「SALONE 2007」、ステーキ部門TOP1の東京都「神戸牛炉釜炭焼ステーキIDEA」、焼肉部門TOP1の「よろにく」、居酒屋部門TOP1の秋田県「酒盃」の代表の方にご登壇いただき、記念の盾の授与が行われました。この受賞を受けて「気になったお店はあるか?」との質問に、特別プレゼンターの山本さんは、居酒屋部門TOP1の秋田県「酒盃」をあげ、「まず、このアワードに居酒屋部門まであるのがすごい。しかも受賞された『酒盃』さんのお店の写真が、あまりにもいい雰囲気なので、僕の中での居酒屋の概念自体が変わってしまいそうです」とコメント。夏菜さんは、焼き肉部門TOP1の東京都「よろにく」に、「つい先日電話して予約を取ろうとしたばかりなんですけど、やっぱり人気で予約が取れませんでした。やっぱり入ってましたね~」と、ご自身の好きなお店の受賞に喜びを隠せない様子でした。

全国TOP50、部門別TOP1、そして全国TOP10の発表・授賞式

その後、いよいよTOP10の発表に移り、会場の緊張感は一層高まります。店舗の名前がひとつひとつ呼ばれるたびに、会場中からはその栄誉を讃えた拍手が送られていきます。以下は、TOP10に入ったレストランの一覧となります。
1位:東京都「松川」(日本料理部門1位)
2位:東京都「鮨 さいとう」(寿司部門1位)
3位:岐阜県「柳家」
4位:東京都「趙楊」(中華料理部門1位)
5位:京都府「旬席 鈴江」
6位:東京都「カンテサンス」(フレンチ部門1位)
7位:愛知県「トゥ・ラ・ジョア」(創作・無国籍料理部門1位)
8位:徳島県「虎屋 壺中庵」
9位:福岡県「天寿し 京町店」
10位:東京都「ガストロノミー ジョエル・ロブション」

全国TOP50、部門別TOP1、そして全国TOP10の発表・授賞式

全国TOP50、部門別TOP1、そして全国TOP10の発表・授賞式

全国TOP50、部門別TOP1、そして全国TOP10の発表・授賞式

なかには、当日予定が合わずに授賞式を欠席されたお店もありましたが、10位の東京都「ガストロノミー ジョエル・ロブション」、9位の福岡県「天寿し 京町店」、8位の徳島県「虎屋 壺中庵」、7位の愛知県「トゥ・ラ・ジョア」、6位の東京都「カンテサンス」、4位の東京都「趙楊」、3位の岐阜県「柳家」という7店舗の代表の方が登壇され、記念の盾の授与が行われました。


その後、先ほど登壇された部門別TOP1の4店舗の方にも再度ご登壇いただき、各店舗の方に受賞の感想コメントをいただきました。居酒屋部門TOP1の秋田県「酒盃」の沖口さんは「大変驚いています。昨年創業40年ということで、記念となりました」とコメント。焼肉部門TOP1の東京都「よろにく」の桑原さんは、ご自身も食べ歩きが趣味ということでしたが、「食べログは普段からよく使っています。特に地方では役に立ちます。その際には、点数も重視しますが、書き込まれているレビューの

数も重視しています」と、食べログの活用法についても語っていただきました。


また、総合6位の東京都「カンテサンス」の岸田さんは、「大変光栄で励みになります。食べログのレビューに書き込まれている意見は非常に参考になりますし、その声を受け止めて今後も頑張っていきます」と、感想を述べられました。最後に総合3位の、岐阜県「柳家」の山田さんにお話をうかがったところ、「本店は今年で創業70年を迎えますが、三代にわたり信念を曲げずにやってきたのが評価につながったのかなと思います。食べログによって、地方に目を向けていただけるということがありがたいし、うれしく思います」と、地方のお店までつぶさに情報を掲載している食べログに対してのありがたいコメントをいただきました。

料理人、オーナーの方々の交流

授賞式の最後はこの日ご登壇いただいた皆さんでのフォトセッションで締めくくり、その後、お越しいただいた各店舗の皆さんをおもてなしする懇親会となりました。懇親会では、料理も入ってさらに打ち解けた雰囲気の中、ご参加いただいた皆さん同士の交流が一層図られた様子。こうして、日本のトップレストランの料理人やオーナーの方々の交流が深まることで、また新たな食を巡る展開が生まれるかもしれません。来年の「食べログ JAPAN RESTAURANT AWARD」にも、ぜひご期待ください。

料理人、オーナーの方々の交流・懇親会

料理人、オーナーの方々の交流・懇親会

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